ボストンメガネとは、玉型(リムの形状)が丸みを帯びた逆三角形で、おむすびが逆になったようなメガネをいいます。
どんな理由でこの名前がついたのか、はっきりとは分かっていませんがアメリカ東部の都市、ボストンで流行したからとする説があります。
ボストンは、ハーバード大学やマサチューセッツ大学があり、WASP(ワスプ)、つまり白人のアングロサクソンの清教徒の故郷のような町です。非常にエリート色が強く、知的なイメージがあります。
ボストンフレームをかけている人は、どこかの学校の教授に見えたりするところから、この名前がついたのかもしれません。
婦人画報社 「眼鏡」より
伝陽的なボストンは、俳優、ミュージシャン、映画監督、など多くの著名人にも愛用者が少なくありません。
エリック・クラプトンも愛用者の一人です。
ボストンは雰囲気のいい大人に見せる効果があるし、大人を大人らしく醸しだす効果もあります。
ボストンをアクセサリーの一部と考えて、女の子がオシャレに掛けこなすのもありです。
ボストンは、奥深さもあり、楽しみが広がるメガネです。
さて、そんなボストンをどう掛けこなすか(どう楽しむか)・・・・。
それは、あなた次第・・・・。ボストンにきまったルールなどはありません。
また、ボストンはルールに当てはめるメガネではありません。自由に好きなボストンを掛けていただければいいのです。
ただし、PD(瞳孔間距離)とお顔の大きさに注意して、ボストンをお選びください。
PDが広いかたが小さいボストンを掛けたら、眼がすごく外側(耳側)に寄って見えます。
外側に寄って見える状態は、見た目に焦点が定まらないような不自然な印象になります。
これはちょっとマズイです・・・・。
自由なボストンは、ビジネスでもプライベートでも、さまざまなシーンに溶け込んでいきます。
スーツにセルボストンでもいいし、カジュアルウエアにメタルボストンを持ってきてもかまいません。
視野の広いボストンはスポーツにも向いているし、遠近両用レンズを入れるのにも好都合です。
とにかく、ボストンは掛ける勇気も必要としない、気楽に知的な雰囲気が味わえるフレームです。
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