超うれしいメガネ研究会の会員は、
1)掛けているメガネで、ものがよく見えてうれしい
2)掛けているメガネが、周りの人から感じよく見られてうれしい
3)掛け心地が、ソフトで軽くてしかもしっかりかかっていてうれしい
この3拍子そろったメガネのご提供を念願として、検眼技術の向上、メガネ作製技術の向上、フィッテイング技術の向上のために、日々研鑽・錬磨しています。
超うれしいメガネの3要素
よく見え、よく見られ、掛け心地がよい……
これを「超うれしいメガネの3要素」と名付けます。
この3要素を実現するためには、次の3つが必須です。
(A)適切な眼鏡処方
(B)レンズのひずみや厚み感の軽減
(C)適切なフィッティング
それで、その3要素を満たすための必要条件である
(A)と(B)と(C)を兼ね備えたメガネを作るためには
具体的には下記のことができる眼鏡技術者でないとダメなのです。
(1)検眼のときに、 ◎日常、斜位測定と両眼開放屈折検査(一次矯正→両眼調節バランステスト→両眼調節緩解テスト)をする人
これについて詳しくは
【こちら】をご覧ください。
◎ 斜位の検査を行なうこと。
眼に、斜位と呼ばれる、潜在的な視線のずれがあるのに、それが矯正されないままで放置されたり、斜位矯正のないメガネを使ったりすると、眼精疲労が生じることがあります。
この研究会の会員は、必ず斜位の検査をします。
(2)加工のときに、
◎レンズの枠入れ加工のときにはヒズミ計でチエックする人。 これについて詳しくは
【こちら】をご覧ください。
◎よほど薄いレンズ以外は、アンダーすっきり加工をする人、
これについて詳しくは
【こちら】をご覧ください。
(3)フィッティングでは、
◎FNPフィッティングをする人
FNPとは、私が作った略語で、フェイス・ノン・プレスの略で、耳よりも前のモミアゲやこめかみをメガネの腕(テンプル)で抑えることのないフィッティングのことです。
ここを抑えると、窮屈で痛みを感じやすく、それでいて、枠全体を前に押し出す方向の力がかかってしまうので、メガネのズリ下がりを防ぐことができず、
かえってずり落ち易くなるのです。
◎耳の後ろを巧くそらしを付けて合わせられる人
メガネの腕の先、4、5センチの部分が当たる、耳の後ろ部分には、
へこみがある人が大半で、その人には腕先に緩やかなそらしを付けて
当てて、メガネの腕で頭を抱えるようにフィッティングをするのがよいのですが、
そういうゆるやかなそらしをつけたフィッティングができる眼鏡技術者は非常に少ないのが実情です。
(4)品揃えでは
◎強度近視でもレンズが薄く仕上がる
ウスカル枠を十分に在庫している店の人
この品揃えがないと、近視や遠視が強い場合に、軽くて薄くて
見栄えのよいレンズが入ったメガネをお客さまに提供することが
ほとんど不可能となります。
ウスカル枠については
【こちら】をご覧ください。
◎フレームについては、大小いろんなサイズを豊富に品揃えしている店
顔映りの良いメガネという観点からして、
顔の大きなかたや小さなかたにでも、
お顔の大きさとバランスの取れた眼鏡を
ご提供できる品揃えをしていることが望まれます。
以上のすべてをクリアーしている人は、
ネットでメガネ店の宣伝によく紹介されている
認定眼鏡士の中でも、さほど多くはいないのですが、
(認定眼鏡士の中でも個々の人間によってレベルはさまざまですし、
認定眼鏡士にはなっていなくとも高度な技術を発揮できる人も、
実際にいるのです)
この「超うれしいメガネ研究会」の会員には、
認定眼鏡士も、そうではない人もいますが、
上記の4つの条件をみなクリアーしており、さらに高度な検査やフィッテイングなどができる人も多いのです。
(文責:岡本真行)
両眼開放屈折検査の有効性の事例↓
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隠れ斜視について」